2024/11/19 17:08
MIYAGEN(ミヤゲン)は、2022年に誕生したアウトドア用品メーカー。
代表の宮崎さんがアメリカの長距離自然歩道パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)を歩きに行く際に作った
「手ぬぐい TO TRAIL TO TOWN」の販売をきっかけに、ZERODAYでもお取り扱いをスタートしました。
ロングトレイルや長期の徒歩旅といえばヒッチハイクは付き物で、これまでダンボールや画用紙などに行き先を書いて、というのが通例でしたが、MIYAGENさんのヒッチハイク手ぬぐいはなんと言っても捨てなくてよく、日本人には使い馴染みのある「手ぬぐい」ならば何通りもの使い道が見出せます。SNSで見かけて、すごいな〜、よく考えついたな〜、と感心して、次の瞬間には購入していました。
街に下りたい時は折って「TO TOWN」の方を掲げ、反対にトレイルに戻りたい時は「TO TRAIL」の方を掲げるだけという優れた商品。マジックもダンボールも持つ必要はないし、これで汗も拭けるし体も拭ける。最高すぎる。
宮崎さんはPCTを歩くにあたって開発中の様々な商品を実際に使ってフィールドテストをしています。なかなかPCTの約半年間毎日酷使されるギアを作るのは大変かと思いますが、どのくらい摩耗したかなど、ホームページに細かく記録されています。
こちらのマニラ麻を使った「セパレートドライソックス」もとってもユニークな製品。
長く歩き続ける時に悩まされる足の水ぶくれ問題に対処すべく開発されました。私も以前スペインのカミーノ(800km)を歩いた時、足裏の水ぶくれを繰り返して辛かったので、長く歩く旅人にとってはとてもありがたい製品だなと思います。次回の旅ではこれとダーンタフを履きます。ちなみに新色のダークグリーンが新発売ですよ。
そして最近ほぼ毎日着ているのがこちら。「ロングスリーブ メリノフーディ」。めちゃくちゃ良い。
今までは何年もアイスブレーカーのメリノロンTを愛用していたのですが、いやー、これは一度着たら病みつきになる着心地の良さ。
厚さ、肌触り、デザイン、フード部分、完璧です。
旅に出る時はメリノウール一択。臭わないので毎日洗濯する必要もないし、暑い時は涼しく、寒い時は暖かく保ってくれるメリノウールはいつだって万能着なんです。これも次の旅では毎日着る予定。
ユニセックスですが、店頭在庫はXSとSのみなので、サイズが合う方はぜひ着てほしい。サイズが合うならもはや運命です。
かわいい!昨日から販売開始された「Iso COZY」もお店に到着しています。
標高の高い場所は寒い。そこで尾西のご飯にお湯を入れて、待てども待てども柔らかくならない。そう、急激に冷えていくからです。
そんな時に便利なのがこのフードコジー。お湯を入れたパックをこれで温度を保つことで、余分な時間をかけずにご飯にありつけます。
サイズ感も最低限といった感じでコンパクト。でもしっかり尾西を入れられます。さらに、フタ部分を逆サイドに折り返して留めることでハンドル代わりにもなります。
保温はもちろん、夏には保冷で使うのもOK!両側にストラップループもついているので、ショルダーストラップをつければ保温保冷サコッシュの出来上がり。フェスにいいですね!
こちらも昨晩から新発売の「フードキャニスター500」。
直径110サイズのOD缶と同じ直径なので、110缶が入るクッカーに収納可能。食器として、コップとして、食品の保存容器としてお使いいただけます。熱湯もOKなので、お湯でもどす食事の際にも重宝しますよ。とてつもなくハイカーっぽい道具ですが、ロングトレイルを夢見るハイカーもこれを使って気分を高めてください。
そして大人気商品「OBSI PACK」もお店に到着。こちらは人気のあまり転売などもされてしまっているようで、販売方法は店頭もしくはメールのやり取りができる方に限定させて頂きます。自分用にご購入したいという方のみご連絡くださいませ。
こちらを使用している友人たちも大絶賛のファニーパックで、サイズ感も絶妙。ファスナーの角度や身につけた時の体へのフィット感など徹底的にこだわって作られています。ハイカーの「使いやすい」がぎっしりと詰め込まれています。
MIYAGENさんがスタートした時には、まさかこんなにたくさんの製品が開発されるなんて思ってもいませんでした。
代表の宮崎さんは元々某アウトドアメーカーのプロダクト開発畑出身。ご実家の家業である酒屋を存続させるために「MIYAGEN」を立ち上げ、両立されています。そしておそらく宮崎さん自身が一番やりたかったことと思われるアメリカのロングトレイルにも挑戦しています。
脱サラ、起業、夢の実現と、短期間で急成長を遂げている宮崎さん。私たち自身とちょっぴり重なる部分もあり(私たちは急成長していないけど…)、勇気をもらっています。
次は何が出来上がるんだろう、とワクワクしながら宮崎さんのモノづくりを陰ながら応援しています。
まさに「ハイカーによるハイカーのための道具」を生み出しているMIYAGEN。
ぜひ店頭でも注目してみてくださいね!